風雨に晒されて傷んでしまいやすい屋根を守るために、屋根の塗装をすることは大切です。
屋根の塗装には基本的な塗料が用いられることに加えて、機能性の高い塗料も利用できます。
より良い塗料を用いると費用も高くなりがちですが、それに応じて耐用年数も長くなるため、コストパフォーマンスを考えて選ぶようにしましょう。
屋根の塗装に使用する塗料の種類
屋根は常に外気に晒されていて、風雨で傷んでしまいやすい性質があります。そのため、屋根の塗装には耐久性が高い塗料が用いられるのが一般的です。
ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂が最もよく用いられるものであり、この順に耐久性が高くて耐用年数も長くなっています。
一般的にはそれぞれ6年、12年、18年程度が耐用年数とされており、一度塗装を行ってしまえばどの場合でもしばらくは快適な状態を保てるでしょう。
塗装の施工には30坪程度の家の場合にはそれぞれ30万円、40万円、50万円程度がかかります。
長持ちする塗料ほど高くなるため、コストパフォーマンスを考えて選ぶようにするのが賢明です。基本的には長持ちなほどトータルで見ると安上がりになっています。
機能性の高い塗料の登場とその費用
最近ではより機能性のある塗料も使用されるようになりました。遮熱性塗料はその代表的なものであり、屋根に遮熱性を付与することで太陽熱による室内の温度上昇を緩和できます。
省エネにつながるだけでなく、熱による屋根の劣化も防ぐことができるのが特徴です。
同様にして用いられている機能性塗料として光触媒の機能を持つものもあり、太陽光のエネルギーを利用して抗菌性を発揮してくれます。
こういった機能性塗料を用いると費用も高くなりますが、より住まいを良好な状態に保つのに適しているでしょう。
費用だけでなく耐用年数と手間も考慮して選択
屋根の塗料を選ぶ上ではコストパフォーマンスを考えることが大切です。
耐用年数の長さを重視して選ぶと、何度も屋根の塗装を依頼する手間を省けるメリットもあります。
費用がかかる塗料ほど耐用年数も長いのが一般的であるため、バランスを考えて選ぶ視点が大切になるでしょう。
機能性塗料を用いると幾分費用がかかりがちですが、住みやすさが増したり、省エネによって光熱費が削減できたりするメリットもあります。
いくつもの要素を考慮しなければ決断が難しいものですが、自分にとってのパフォーマンスを考えてコストパフォーマンスで決めるようにしましょう。
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