家は新築した当時はキレイでも、長年住み続けているうちにはだんだんと外壁も色あせてくるものです。家の外観の古びた印象を改善するためだけではなく、外壁塗装は様々な外的な刺激から家を守るという大切な役割があります。
そのため定期的に外壁リフォームをすることで、大切な家にいつまでもきれいな状態ですみ続けることができます。
外壁リフォームは色選びが重要
外壁塗装に使用する塗料や塗り方などによって耐用年数は変わってきますが、それなりに工事費用もかかる外壁リフォームは一般的にはそれほど頻繁にできるものではありません。
そして一度塗装してしまえば、多くの場合10年前後という長い年月を過ごすことになります。そのため外壁リフォームの際にどんな色を選ぶかということがとても重要なポイントになります。
せっかくお金をかけてリフォームするのだから、これまでとは全く違ったイメージの色合いを選び、新築したようなイメージチェンジを図りたいと考える人もいるのですが、色選びは慎重にすることが何よりも大切です。
色選びの際に気をつけること
最近人気の白や黒の外壁は、モダンでスタイリッシュな印象がありとても魅力的なのですが、実は外壁の色としては汚れや傷などが他の色よりもはるかに目立ちやすい色です。
こだわりがあってどうしても白や黒などの色を選びたいというときには、同じ白や黒でも外壁として馴染みやすい色を選ぶようにします。
また、これまでのイメージと全く違う鮮やかな色を選びたいという人もいますが、原色系の色を外壁塗装に使用すると、365日紫外線や雨風の影響を受ける外壁は経年劣化していくものなので、原色系の外壁ほど外壁の色あせが目立ちやすくなります。
どんな色を使用しても経年劣化で外観が古びてくるのは避けられないのですが、濃い色ほどその影響が強くあらわれることを理解しておく必要があります。
また2種類の色を使う場合、同系色を使うか彩度が同程度の色を選ばないと、個性を出したいからと正反対の組み合わせを選んだりすると選ぶ色によっては見る人が不快に感じるような仕上がりになってしまうこともあります。
2色使いのツートンの外観に仕上げるときには調和の取れた同系色や同じくらいの彩度の色を選ぶことが鉄則です。
しっかりとイメージを掴むこと
そして色を選ぶときには小さな色見本だけで選んでしまうのではなく、可能ならば同じ色を使用した建物を参考に見せてもらったり、一番最初の色選びの段階でカラーシミュレーションを利用してイメージをつかむなどをおこなうことがおすすめです。
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