外壁塗装する場合には、屋根を塗装するのも必要です。
外壁塗装と屋根の塗装を同時に行うのは費用の節約が目的です。これはどういうことでしょうか。
足場費用が節約できる
通常、外壁塗装するときには足場の設置が必要になります。屋根塗装するときもやはり足場の設置が必要なのです。
どちらも足場の設置が必要であれば、わざわざ2回に分けて塗装する必要はなく、同時に塗装する用意すれば足場の設置費用も安くなります。
ちなみに、足場の設置費用は15万円から20万円ほどになります。
2回に分ければ15万円から20万円ほどを余分に支払わなければいけないことになりますが、両方同時に行えばそれだけお金を節約できるということになります。
雨樋は何で出来ているのか
屋根の塗装をするときに雨樋がありますが、この雨樋を塗装するかどうか迷うところではないでしょうか。
業者によっては、見積もりを中に雨樋の塗装も含めて計算している場合もありますが、中には雨樋は塗装するべきではないと考えている業者もあり、実に様々です。
そもそも雨樋とは何でできているでしょうか。
雨樋は屋根などと同じように直射日光をもろに浴びるだけでなく、そこに水を通すのでかなり頑丈にできています。
ふつうは、塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板でできています。これらは素材自体が頑丈ですので、一度取り付けてから 25年から30年は交換しなくても大丈夫です。
雨樋に塗装の必要はあるのか
雨樋に外壁塗装を施せば寿命が長くなるかと言われれば、そのようなことはありません。
つまり、雨樋に色を塗ることは単に見た目の問題だけなのです。屋根に塗装をしたり外壁に塗装するのはわけが違うのです。
果たして、雨樋に色を塗ることがいいのかどうかが分からなくなってきます。
業者によっては一度しか塗らない場合もありますし、また別の業者は3度塗りをすることもあります。
このように考えると、雨樋は塗装しなくてもいいように思えます。ですが外壁塗装して住宅がきれいになったにもかかわらず、雨どいだけが汚いままの住宅というのはどうでしょうか。
やはり、せっかく外壁塗装をするのであれば、雨樋もしっかりと塗装した方がバランスがよいでしょう。
雨樋を塗装する場合は 1平方メートル当たり500円ぐらいになります。もしそのまま塗装せずに新しく交換する場合であれば、1平方メートル当たり4000円ぐらいになります。
そのように考えると、1回目の外壁塗装であれば塗装してもらった方がよいかもしれません。
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