外壁塗装には様々な種類があり、コストや工事期間などもそれによって変動します。
塗装工事を依頼する時の流れや注意点などを押さえておきましょう。
外壁塗装の目的と依頼先
住宅の外壁は、直射日光による紫外線や雨風による酸化などで徐々に劣化するものであり、永久にメンテナンス不要というわけにはいかず、塗料の種類に応じて適切に塗り替えすることが必要です。
外壁塗装工事をするには、塗装工事の専門業者やハウスメーカーのリフォーム事業部、工務店などに依頼する方法があり、工事期間については塗装のグレードや種類、外壁の面積や周辺環境によって異なります。
最近では、インターネットで見積もりから工事の依頼までできるサービスなども普及しており、情報も得やすい環境が整っています。
外壁塗装の種類と耐久性
外壁塗装の種類は耐久性で分類することができ、アクリルやウレタン塗装などは数年から10年くらいで劣化してしまうので、その都度塗り替えが必要になります。
高耐久の外壁塗装ではシリコン塗装やフッ素塗料などを用いた塗装があり、10年以上20年ほど耐久できる仕様のものもあります。
高耐久の塗装では工事期間も長くなり、既存の塗装を綺麗に洗浄した上で、下塗り、中塗り、上塗りと工程も多くなるので、その分期間は長くなります。
外壁塗装工事の流れと注意点
外壁塗装工事の流れとしては、工事費用の予算と塗装のグレードを決め、その仕様に応じた見積もりを複数の業者に依頼し、相見積もりを取得するところから始めます。
最も安価な見積金額を提示してくれた会社を選定し、請負契約を結ぶ段階では塗装工事の保証面についてしっかりと内容を確認し、双方納得した上で工事を正式に依頼することになります。
契約時にはある程度の工期を提示してもらうようにし、近隣住居に配慮し事前に挨拶をしておくことでトラブルを防ぐようにしなければなりません。
塗装のグレードによっては長期間工事をすることになり、その分周辺にも騒音や臭気などを発生してしまうため、発注した会社の担当者と一緒に挨拶回りをするのが良いでしょう。
保証面に関しては、10年保証や20年保証など、塗装のグレードに応じた長期保証を付けてくれる会社に依頼することが重要です。
保証期間内に塗装が剥がれたりした時は無償で補修を実施してくれるように契約時に確認しておくことが大切です。
アフターフォローが手厚い会社に依頼することで、長期的な修繕コストを抑制することにつながります。
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