雨の日の外壁塗装が引き起こすトラブルについて

後悔しないための外壁塗装・リフォームコラム

日本の天気の中で、およそ7日のうち1日は雨が降っています。1年の天気を平均すると、1週間に1日は降る計算ということになります。

できるだけ、外で作業している人は降ってほしくないと願う気持ちがありますが、それが自然である以上どうする事も出来ないものです。

雨の日は外壁塗装ができない

外でする作業の一つに外壁塗装があります。
外壁塗装は足場の組み立てから始まり、塗装し終えて足場の解体をするまでおよそ2週間ほどかかるものです。確率的には、2日は雨が降ることになります。

このように雨が降ると、外壁塗装ができない心配があります。

外壁塗装をしやすい季節がある

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基本的に、外壁塗装するときは湿気の少ない季節を選ぶのが普通になります。
例えば5月や8月、10から11月ぐらいがよい季節と言えます。

逆に降りやすい季節は6月の終わりから7月の中旬までの梅雨の時期、そして9月になります。
地方によっては大雪が降る所もありますので12月から3月ぐらいまでは外壁塗装をするのを避けた方がよいでしょう。

雨の日の外壁塗装が引き起こす問題

では、雨が降っている場合外壁塗装したらどのような問題が生じるでしょうか。
まず一つ目は、塗料が流れてしまうことです。
最近の塗装の多くは水性塗料で行っています。かつては油性塗料が主流でしたが、油性塗料に使うシンナーのにおいが強烈なため、あまり油性塗料が使われなくなりました。
シンナーで影響を及ぼすのは大人も当然そうですが、小さな子供や赤ちゃんなどが影響を及ぼしやすいといわれています。

また、妊婦さんがいる家庭でもやはりシンナーのにおいはできるだけ避けなければなりません。そういった理由から、最近の外壁塗装は水性塗料がメインになっています。
水性塗料も品質が上がり、油性塗料とそれほど大きな違いはなくなってきたころから、水性塗料が使われるようになったのです。

ただそれでも水性は水性ですので、水に流されやすいという問題はあるのです。
水に流され易ければ、失格塗装した分も流れてしまうことになり、翌日もう一度やり直すか、しばらく時間が経過してからやり直すしかありません。

二つ目は、湿度が高い時は硬化不良を起こしてしまう可能性があるのです。

普通、水性塗料は塗料の中に水が混じっており、壁に塗った時に水が蒸発して塗料が固まるようになっています。
ですが湿度が高い場合には、水分が蒸発せずそのまま乾かない状態が続きます。結果的に硬化不良になってしまい、塗り直しをせざるをえません。

このような問題があるため、塗料を塗るには雨の日は必ず避ける必要があります。

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