外壁塗装は自分でできるもの？

住宅を保有していると何かと費用がかかってしまうものです。住宅保有に伴う費用の一つとして、リフォーム代があります。
リフォームの中でも必ずしなければならないリフォームと、必ずしもしなくてもよいリフォームがありますが、このうち前者は外壁塗装です。

外壁塗装の重要性

外壁は、外の空気や雨雪から住宅を守る役割を果たしています。もし外壁がぼろぼろだと、家の耐用年数は次第に縮まってしまい、住めない家になってしまいます。
たとえて言うならば、虫歯ができた場合に歯医者に行かない状態でずっと放っておくと、虫歯がどんどん悪化してきて、ついには歯を抜かなければならなくなります。

最悪の場合は虫歯の影響が脳にまで到達してしまい、亡くなってしまうことも考えられます。
このように、外壁塗装もそのままにしておくとろくなことがありません。

外壁塗装の平均費用

では、外壁塗装する場合はどれくらいの金がかかるでしょうか。
外壁塗装するときの費用は、業者に依頼をすると80万円から120万円ぐらいはかかると考えた方がよいです。

この費用を安いとみるか高いと見るかは人それぞれですが、どうしてもこのお金を高いと感じるならば、自分で外壁塗装してもよいかもしれません。
ただし、素人が外壁の塗装してもうまくいく可能性はそれほど高くありません。外壁にペンキを塗るのとは違い、外壁塗装はかなり厳重に塗り方を考えなければならないのです。

自分で外壁塗装をするには

では、もし素人が塗装する場合にはどのような準備をしたらよいでしょうか。

まず、塗料を購入することから始めましょう。
塗料はたくさんの種類かありますが、一般的に利用されてのシリコン系塗料です。シリコン系塗料を家の面積に応じて、購入する必要があります。

次に道具の購入が必要です。主に利用するのはローラーです。ローラにも種類があり、ウールローラーと砂骨ローラーがあります。
ウールローラーを利用する場合は、均一に塗りたい場合です。ウールローラーは表面が柔らかく、タッチした感覚が非常に繊細なためきれいに塗ることができます。
これに対して砂骨ローラーは、表面がぼこぼこしているため、一度にたくさんの塗料を吸い上げて分厚く塗ることができます。これは22種類のローラーを使い分けることが大事です。

それ以外にもマスキングテープなどを用意しておきましょう。
マスキングテープを用意する理由は、塗り分けをする場合や、塗らなくてもいいところと塗るべきところをはっきりと分けることです。
少なくとも素人であれば、それぐらいの準備はしておきましょう。