ALCパネルの外壁塗装について【時期や材料をご紹介】

外壁塗装・リフォームQ&A

住宅の建材としてもよく用いられるようになったALCパネルも劣化が進むと外壁塗装が必要です。定期的な観察で必要になる兆候を見落とさないようにしましょう。
必要になった際には業者に依頼するのが得策ですが、その際に選べる塗料について知っておくと滞りなく施工に向かえるでしょう。

ALCパネルの劣化を伝える兆候

ALCパネルは住宅の建材としては耐久性が高くて破損しにくいものですが、経年劣化や風雨の影響を受けて損耗が進んで行くことは止められません。
劣化が進んでしまった場合には塗装を行って保護していくのが大切になります。

劣化を伝える兆候として物理的な破損やひび割れ、タイルの剥落が最も顕著でわかりやすいものです。この場合には外壁塗装を行うだけではなく、シーリングなどによる修繕が必要になります。

一方、表面が剥離したり、チョーキングが起こったり、汚れが目立つようになったりした場合には外壁塗装を行えば対処が可能です。

使用している塗料の耐用年数を参考にして、そろそろ劣化が始まる時期だと判断できたら定期的に観察をしてすぐに対処できるようにしておきましょう。
兆候を見落とさずに速やかに対処できると外壁を長く利用していけます。

選べる塗料の種類

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ALCパネルに用いられる塗料は他の外壁に用いられるものと同一です。ALCパネルにはシリコン系塗料が最もよく用いられますが、古くから用いられているアクリル系やウレタン系の塗料や近年使用頻度が高まってきているフッ素系塗料も使用されています。

アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系の順で耐用年数が高くなり、繰り返しての工事が不要になるメリットがあるでしょう。
しかし、価格も高くなるため、準備できる予算に応じて選ぶことが大切です。

業者に依頼するメリットと注意点

ALCパネルの塗装は個人でもDIYで行えなくはありません。
しかし、下地処理を適切に行って均一に塗料を塗布できないと耐久性が低下したり、ムラが原因で塗料が剥がれてしまったりするリスクがあります。
そのため、高い品質の作業を期待して業者に依頼した方が良いでしょう。

依頼をした際にALCパネルの破損の状況に応じて修繕の必要性についても提案してもらえます。その点を考えても業者に依頼した方が良いですが、注意点もないわけではありません。

リフォーム業界では未だに悪徳業者もいるため、法外な見積もりをされたり、不要な工事をされたりしないように気をつけなければならないのです。

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