外壁塗装の足場について【費用の相場やメリット・デメリット、失敗しないために！】

外壁塗装をする際には足場を準備するのが一般的です。業者に依頼すると意外に費用がかかるものですが、しっかりとした仕事を短期間で仕上げてもらうために大切なものとして理解しておきましょう。

無料になっている場合もありますが、その点に疑惑を持つのは失敗しないために大切な視点です。

外壁塗装をするためには高所作業が必要になります。その作業を円滑に行えるようにするのに役立つのが足場であり、一般的には総額の二割前後を占めるようになるでしょう。

実際には面積あたりで計算され、一平方メートルあたり800円前後が相場です。
20坪から30坪程度の二階建て住宅の場合には15万円から20万円程度になっています。
見積もりをとった際にこの程度の費用に収まっていればおよそ失敗はないでしょう。

外壁塗装において本当にこの費用が必要なのかという疑問を持つ人もいるでしょう。
足場を組まなければ大きく費用を削減できるからこそデメリットではないかと考えて気にかかってしまうのです。

塗装の際には高所作業が必要になるものの、脚立で行おうと思えばできるはずだと考えるのももっともなことでしょう。しかし、実際には作業の質と効率を上げるために必要です。

足元がしっかりしていないと手元がぶれてしまう可能性があり、質の高い塗装を行うのは難しくなります。また、いちいち脚立を動かしながら作業をしていると手間がかかってしまい、全体の工程にかかる期間が長くなるでしょう。

工期が長くなると人件費もかかるようになり、結局は足場を用意した方が安上がりかつ短期間で塗装が完了するという状況にすらなり得るのです。

依頼先の業者によっては足場費用をサービスして外壁塗装を実施してくれる場合があります。しかし、その際には一歩踏みとどまってみましょう。

必要なパイプなどの材料を手配して運び、組み立てるのに費用がかからないわけがありません。材料をレンタルしている場合にはなおさらであり、その費用は別のところに上乗せされていると考えるのが妥当です。

割引サービスをすることでお得感を出して数ある業者の中から選んでもらおうとしている場合が多いのが実情となっています。そのため、安易にお得さに魅力を感じて即決してしまうのではなく、他の業者とも見積もりを比較して選ぶようにしましょう。