外壁塗装をフッ素塗装で!【特徴やメリット、費用について】

外壁の種類・費用・メリットなど

フッ素塗料は外壁塗装に使われる塗料の中では最も新しく、そして現在では最も高性能な存在です。ではその特徴は何かというと、最も大きい特徴となるのはその耐久性の高さです。

フッ素塗装のメリット

おおよそ外壁塗装の作業は5〜10年おきに行われるのが好ましいとされていますが、これは外壁塗装に使用される塗料の耐久年数によって決まっていることです。
つまり5〜10年が経過してしまうと塗料は劣化して美しさを失い、そして壁自体も壊れやすい状態になってしまうわけです。

ですがフッ素塗料の場合は耐久年数が15年以上、物によっては20年を耐久年数と定めている物もありますから他の塗料と比べてもはるかに長時間、外壁を美しいままに保つことが出来るのです。このことは最大の特徴でありメリットであると言えるでしょう。

フッ素塗装の特徴

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また同様に特徴となっているのがコーティング性能の高さで、フッ素塗料は外壁に塗ると雨などが浸透しづらいという特徴があります。

もちろん外壁塗装に使われる塗料ですから他の物も雨にはそれなりに強いのですが、フッ素塗料はこのコーティング性能が抜群に優れているため、雨で塗装が剥げ落ちることが少なく多少汚れた程度であれば水をかけて流すだけですぐに汚れを落とせるようになっています。
これらの特徴からこの塗料は「住宅の性能や美しさを長く保ちたい」という人にとって極めて良い選択肢であると言えます。

フッ素塗装のデメリット

さて、しかしながら少々デメリットとなる点もあり、それが費用の高額さです。
最も安く外壁塗装が行えるアクリル塗料は1平方メートルあたり1000円前後で作業を行うことができますが、それに対してフッ素塗料は1平方メートルあたり3000円前後、塗料によってはそれ以上の費用が必要となってしまいます。

耐久年数に優れている分長い目でみればお得ではあるのですが、塗装時の短期的なコストということで考えるのであれば少々劣っているところがあると言わざるを得ません。

実際この高額さと、もう一つのデメリットである壁にひびが入った時に塗料自体にもひびが入ってしまいやすいというデメリットがあるため、外壁塗装用の塗料としては今ひとつ浸透していない部分があるのも確かです。

 

ただしかし、先に述べたメリットは現状では他の塗料と比べてはるかに優れたメリットであると言えますし、住宅の壁にひびが入るリスクの小さい比較的新しい住宅であれば検討する価値は十分あるでしょう。

今後塗料が進化していけばデメリットも抑えられてくることが予想されていますから、今後フッ素塗料が主役になる時代がくる可能性も十分ありえます。

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