遮熱塗装とは?【機能、メリット・デメリット、費用について】

外壁の種類・費用・メリットなど

屋根塗装の塗料の一つに遮熱塗装が在ります。
遮熱と言うのは、太陽の光を反射する性質を利用したもので、夏場の屋根の表面温度を下げる効果を持ちます。

因みに、真夏の屋根の表面温度と言うのは80度以上と言われており、高温度に達する事からも屋根材の劣化が生じてしまい、屋根塗装は8年毎に行う事が良いと言われているのです。

また、80度以上もの温度に達するわけですから、部屋の中への熱伝導率により室内の温度を高温にしてしまう事になり、結果的にエアコンが無ければ暑くてたまらないと言う事になるわけです。

遮熱塗装が持つ機能について

遮熱塗装の機能は、太陽の光を反射させることで、屋根の表面温度を上昇させないという機能が在ります。
但し、遮熱の効果と言うのは、他の塗料を使って屋根塗装をした時と室温が10度下がると言ったことではないため、電気代についても大幅に削減することが出来ると言う事でもありません。

あくまでも太陽光を反射させる機能が在り、屋根の表面温度を下げてくれるため、屋根材の耐久性を通常よりも維持出来ると言う役割が在る塗料になるのです。

屋根塗装を行う時の塗装業者の話について

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遮熱塗装を行う事で屋根材の耐久性維持に繋がりますが、しかし、室温を大幅に避けられるわけではないのが現実の話です。
そのため、室温を大幅に下げてくれて、エアコンを使う場合も温度を下げずに済むので電気代が安くなると言ったことを宣伝する塗装業者は避ける事が大切です。

営業担当者の中には遮熱塗装を勧めるケースも在りますが、遮熱効果を持つ塗料と言うのは、一般的な塗料と比較すると割高であり、コスト面からみても普通の塗料の方が安くなるため、

業者によっては遮熱塗装を勧めてくるケースが在りますが、メリットやデメリットをはっきりと教えてくれる業者を選ぶことが大切です。

遮熱塗装とJIS規格について

遮熱効果を持つ塗料を使う事で、電気代が大幅に減ると言った誇大広告が在る事からも、経済産業省はJIS規格により基準を明確にしたと言われています。

その理由と言うのは、遮熱効果を持つ塗料と言うのは、製品の性能となる反射率を測定法が、塗料を開発製造するメーカー毎に独自の方法を利用しているため、一定の基準が無く、どの程度の効果を得ることが出来るのかが不明確であり、

中には冷房代が大幅に節約できるのでと言う宣伝文句で遮熱塗装を選んでしまう消費者も多いと言われており、JIS規格の中で測定法などを規定しているのが特徴です。

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