光触媒塗装を外壁に使うメリット・デメリット!【費用の相場は?】

外壁の種類・費用・メリットなど

外壁塗装と聞くとある程度は工法や塗料の違いがある事は誰でも何となく予想がつくでしょう。しかし具体的な塗装について詳しく知っている人はあまりいません。

塗装業者からの見積もりの金額によって予算に合うかどうか、程度の判断をしているケースが多いのではないでしょうか。

光触媒塗装について

塗装の中には光触媒という塗装があります。何だか電子部品の名称のようにも聞こえますが、実は光触媒塗装は外壁塗装で現在最も先進的で画期的と言われている最新塗装として話題になっているのです。

外壁は一般的に塗装後に定期的に洗浄をする事は難しいと言われています。あらかじめ洗浄を前提とした設備を備えているビルであれば可能ですが、2階建て以上の一般家屋の壁面は住人が洗浄する事はまず無理でしょう。

従って塗装後数年もすれば汚れが目立ち、その汚れは再塗装する事でしか綺麗にできませんでした。

最近では人が何もしなくとも自動でクリーニングを行うエアコンなどが登場していますが、このセルフクリーニングという発想を壁面塗装に応用したのが光触媒塗装なのです。

光触媒塗装のメリット

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これはメカニック的に洗浄を行うと言うものではなく、自然の天候によって綺麗な状態を保つ仕組みになっています。まず壁面には必ず太陽光線が当たります。

太陽の光が当たる事によって壁面の汚れが分解されて浮き上がるようになっているのです。そしていずれ必ず降る雨が浮き出した汚れを洗い流すという仕組みです。

このように人が掃除しなくても自然の力が勝手に掃除をしてくれるという次世代の塗料として大変注目されているのです。

他にも光触媒には耐用年数が20年と言われ大変に長い事や、カビ・藻が発生しにくい事、遮熱効果もある事、空気を浄化し臭いを分解するなど、多くのメリットが確認されています。

光触媒塗装のデメリット

しかし光触媒塗装のデメリットも理解しておかなければいけません。

まず、これだけ最先端の塗装であれば当然の事ですが他の塗装工事と比べて費用は高価になってしまいます。足場や人数で多少違ってきますが、一坪あたり24,000円から26、000が相場だと言われています。

また、特殊な塗装なので施工する人によって性能差が出ます。光触媒塗装は認定工務店でしか取り扱いできません。依頼先が認定されているか確認する必要があります。

建物の状況も効果に影響を及ぼします。太陽光と雨が壁を洗浄する訳ですから、雨や太陽が当たらない壁面ではセルフクリーニング機能は発揮されないのです。

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