外壁によく用いられているモルタルの塗装は崩れたり外れたりしてしまうような劣化を防ぐのに役立つ工事です。
業者に依頼すると費用がかかるのがデメリットですが、DIYでも実施可能です。
しかし、工程の理解や塗料の選択が難しいため、業者に依頼した方が外壁の劣化を防ぐのに優れた工事をしてくれるでしょう。
外壁のモルタルを塗装するメリットとデメリット
外壁のモルタルを塗装しようと思い立つのは剥がれや裂け目が目立ってきた場合や、汚れが気にかかるようになった場合でしょう。
それを一新して綺麗な状態にできるのは大きなメリットですが、見た目以上に効果があることも理解しておく価値があります。
塗料による皮膜を作ることで防水性や防汚性などが獲得されるため、外壁の劣化を遅らせることができるのです。
特にモルタルの場合には物理的な変化により崩れたり外れたりしてしまうリスクがありますが、その防止にもつながるのがメリットになります。
しかし、実施する際には一週間程度の期間が必要になり、費用も決して安くはないのがデメリットになるでしょう。
DIYで実施するメリットと注意点
費用を抑えて塗装をしたいと考えたらDIYでも可能です。
業者とのやり取りをせずに安く実施できるのがDIYで行うメリットですが、やろうと考えたら注意しなければならない点もあります。
工程をよく理解して行わないとあまり意味が無い工事になってしまうリスクがあるのです。
洗浄を行って塗料の剥がれの防止を行いつつ、均一に塗れる状況を作らなければなりません。
そして、下塗り、中塗り、上塗りをよく乾燥させつつ行うことが必要になります。
毎日の仕事になるため、まとまった時間が取れないとDIYで行うのは難しいのが事実です。
また、外壁の傷み方に応じた塗料の選択も必要であり、その見極め方についてよく勉強してから行うようにしましょう。
業者に依頼する際の基本相場
DIYで行うのが大変だと考えたら業者に依頼するのが賢明な考え方です。
施工内容として塗料の種類だけよく相談すれば後はほとんど業者任せで実施してもらうことができます。
基本相場となっているのが平米あたり2000円程度ですが、使用する塗料によって大きく金額にも差が生じると覚えておきましょう。
モルタルの劣化が著しいとその修繕の費用も必要になりますが、そういった配慮をしてもらえるのも業者に依頼するメリットです。
外壁の劣化を防ぐための工事だからこそ、業者に依頼してしまった方が安心で確実になります。
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