住宅の外壁材にサイディングを利用しているケースが多く在ります。
サイディングというのは大きなパネルを外壁材として張り付けるもので、色やデザインが豊富に在るので、好みのものを選べると言うメリット、工場で大量生産が出来るのでコストが安い事、そしてパネルを繋ぎ合わせる事で外壁を作れるので施工が容易に行われるなどのメリットが在ります。
しかし、自然の猛威と言われている太陽の紫外線や熱、雨、風などにより劣化が進む事になるため、定期的な塗装リフォームが必要になります。
これはどんなに耐久性が高いものでも、自然の猛威により劣化が生じるという事でもあるわけです。
サイディングの種類と特徴について
レンガ調、タイル調、木目など色々なデザインや色が用意されており、施工を行う時には見本を利用して外壁のデザインを選ぶことが出来るようになっています。
気に入ったデザインで外壁を作り出せる、値段が安い、施工が容易などの魅力が在るのですが、自然の猛威により雨を浸み込みやすくしてしまうなど、雨漏りなどの原因に繋がる事があり、塗装を行わなければ家を守ることが出来ないのはモルタルなどと同じです。
凹凸は塗装により隠れてしまう
サイディングの塗装を行う時に誰もが気になる事は、凹凸が塗料で隠れてしまうのではないかという事です。
外壁の塗装は塗料を使って3~4回の重ね塗りをすることになり、この重ね塗りにより塗料の樹脂成分が塗膜を作り出し、この塗膜が自然の猛威から守ってくれることになります。
タイル調のサイディングなどの場合、上から塗料を使って塗れば下地は隠れてしまい、凹凸も少なくなることになるわけです。
しかし最近は、クリアー塗料を利用する事で、凹凸が塗料で隠れてしまうのを防止し、従来通りのデザインを持つ家になり、しかも耐久性が向上した形で施工する事も可能になっています。
塗装を行う目安について
サイディングも自然の猛威に勝つことは出来ないため、塗り直しが必要になるのですが、外壁に触れた時に白い粉が付着している場合には劣化が生じており、このままにしておくと雨を浸み込みやすくしてしまい、屋内への湿気などの流入といったトラブルが起き、カビの発生や建材を腐食すると言ったトラブルに繋がります。
尚、塗り直しを行う場合には、パネルの間に打ち込まれているコーキングのメンテナンスが必要で、剥がれている場合にはコーキングの打ち直しや劣化が生じている場合には補修や打ち直しを行ってからの塗り直しとなります。
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