建物の外観に拘りを持つ人も多いものです。
又、外壁も年月と共に劣化して来るものでリフォームを行う際に材の変更を行ってサイジング仕上げやタイル仕上げにする場合も多く見られます。
費用の相場
外壁にタイルを使う場合には磁器質の高温で焼き上げられた硬くて強いタイプのものがありこれには外装用と内装用とがあります。
吸水率が低いことから室内用よりは外装用に使われることが多いものです。
劣化したり変色したりすることも少なくてしかも酸やアルカリ、熱にも強い性質を持ちます。
価格費用については高い部類に入り10センチ角で材料費は約300円とされます。
せっ器質のものは吸水率が低く頑丈なタイルとされていますが太陽光線には弱い性質を持ちますので外壁用には向いていません。
硬度も陶器質よりは固くて磁器質よりは柔らかな性質を持ちます。
外壁用に使う場合は10センチ角の材料価格は約250円程度とされています。
陶器質のタイプがありますが比較的に柔らかくて内装用に使われます。
3種類の中では一番柔らかいとされ表面にツヤもあります。
滑りやすいので床用には普通使用されません。
ただし穴を空けたり加工し易いという性質を持っています。
価格は10センチ角の材で200円程度とされています。
外装用には吸水性が低くて耐候性の高いものが適していると言えます。
外壁をタイルでリフォームする場合のメリットとは
外壁をタイルで行う場合には他の塗装などの方法で行うよりも耐久性やメンテナンス性に優れています。
殆ど放っておいても雨などによって表面が劣化しません。
そして表面も適度に凹凸があって色彩豊かですのでデザイン的に見ても重厚感があります。
又、以前は費用が高くつくというイメージがあったものですが、その後供給量も増えて来て現在はその施工価格も安くなっていて使い易くなって来ています。
デザイナーズマンションなどでも遠方から見てもよく目立ち、他の材料と比べても存在感のようなものを感じるものです。
外壁をタイルでリフォームする場合のデメリットとは
一方で施工の際に注意しておかないとモルタルなどの配合の仕方によっては後々外壁下地の部分に浮きが生じたり、目地部分にエフロレッセンスと呼ばれる白い生成物が出て来ることがあります。
又、弾力性に欠けるために大きな地震があった場合には亀裂が生じる可能性もあります。
そして浮きなどが生じた場合にそのまま放置しておくと、落下して通行人に被害を及ぼす場合もありますから注意が必要です。
建物診断で赤外線カメラで表面の色温度を調べて部分的な浮きを調査することも出来ます。
コメント