外壁塗装する場合には、赤ちゃんや妊婦に悪影響を及ぼすのではないかといわれています。油性塗料の中にはシンナーが含まれているからです。
イソプロピルアルコールや1ーブタノール、メタノールそしてキシレンなどといったシンナーが含まれていることで、それを体に吸い込むと目まい、立ちくらみ、吐き気などの影響があるといわれています。
赤ちゃんや小さい子供がいる場合には、外壁塗装しないのが一番ですが、いくら小さい子供や赤ちゃんがいるとしても外壁塗装しなければならない時もあります。
そのようなときにはどうしたらよいでしょうか。
水性塗料を使ってもらう
まず、油性塗料ではなく水性塗料を使ってもらうことです。
塗料にも油性塗料と水性塗料の2種類がありますが、このうちシンナーが含まれているのが油性塗料、シンナーが含まれていないのが水性塗料になります。
水性塗料と油性塗料の違い
水性塗料と油性塗料の違いは、耐久性の違いです。
油性塗料の方が質が高いとされるのが一般的です。要するに、外壁塗装をした時に塗料が落ちにくいのは油性塗料の方です。
これは、身近なものでいえばマジックを考えたらわかるのではないでしょうか。
マジックにも油性マジックと水性マジックがありますが、このうち簡単に落ちるのが水性マジックで、なかなか落ちにくいのが油性マジックになります。
ただし最近の水性塗料は品質が上がってきたため、油性塗料とはそこまでの差はなくなってきました。多少の差があるぐらいでしょう。
そうだとすれば、赤ちゃんや小さい子供がいる場合、そして妊婦さんがいる場合には、あえて油性塗料にする必要もないということです。
一時的な引っ越しもおすすめ
もう一つの方法は、油性塗料を使っても、一時的に引っ越しをしていれば塗料の影響はほとんどないと言えるでしょう。
昔のように、賃貸住宅を借りる場合も 1年契約のところばかりではありません。最近はマンスリーマンションやウイークリーマンションといった短期間で借入マンションがたくさんあります。
そういったマンションに入居することで、体に及ぼす影響もほぼないといっていでしょう。
ちなみに、外壁塗装が始まってから終了するまではおよそ十日から2週間になります。
その期間だけは引っ越しをするのであれば、対した金額にはならないはずです。
さらには、有機溶剤系の防毒マスクを購入するのも一つの方法です。
人が人体に影響を及ぼすのは口から吸い込むことが原因ですので、防毒マスクを着けることで被害を防ぐことは十分に可能です。
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