外壁や屋根に関しては、定期的なメンテナンスが非常に大切とされています。
その理由として屋根と壁の場合では住宅全体を守っている部材になることから、家の耐久性に直結してしまいます。
長期間にわたって快適な住宅を守る方法としては、外壁や屋根塗装を行う方法ですが、その際には塗料選びとして耐熱塗装を利用することもできるので、選択肢の一つとして覚えておくと便利です。
耐熱塗装の基本的な機能について
数多く用意されている塗料の中には、断熱塗装と呼ばれているものがあります。住宅の場合では効果的に活用することができ、一般的な塗料が約70度の耐熱性を持っていることにに対して、断熱塗装の場合では約600度まで耐えることができるものです。
機能に関しては、遮熱塗料とは異なり、太陽光を反射させる方法ではなく、屋根や外壁に熱を蓄えることのできる効果を持っていることになります。
その熱は住宅の内部にまで入り込むことがないものとされており、室内空間を良好な温度に保つことに優れた効果を発揮しています。
このような塗料を使った場合では、自然と光熱費の削減にもつながることになり、効果的に使うことができる機能が盛り込まれています。
断熱塗装のメリット、デメリットについて
断熱塗料にはメリットもデメリットも存在していることになります。
メリットに関しては高温に耐えることができる他にも、マイナス50度まで耐えることができるので、暑いエリアだけではなく寒冷地でも活躍することができます。
耐候性や紫外線に強い性質を持っているので、長期間にわたって屋外で野ざらしの状態であっても、比較的綺麗な状態を保っていることもメリットになります。
一方でデメリットに相当している内容としては、硬化しにくい性質を持っているので施工時には焼き付けを行う必要が出てくることになります。
また、下地処理をしっかりと行っていない場合では、定着が悪くなってしまい、粘度の高い素材ではないので細心の注意を行いながら施工することが求められています。
耐熱塗装の費用他について
耐熱塗装の場合では、一般塗装とは異なり、機能性の高い塗料に分類されているので、施工費用に関しては高めに設定されていることがあります。
一般的な住宅でウレタン塗料の場合では約70万円程度で施工できる場合でも、耐熱塗装の場合では100万円を大きく超えてしまう場合もあるので、費用的な部分では負担に感じてしまうことがあります。
しかし、長期的な視野で見た場合では、機能性を十分に発揮できる塗料でもあるので、快適な住宅を目指している方であれば十分に活躍できる塗料です。
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